【ガラス扉が動かなくなる原因を30分で解決。MIWA U9 TRT錠の不具合事例と再発防止のポイント】

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本日は、ガラス扉が少し開いたところで完全に動かなくなったという緊急のご相談をいただき、現場へ急行しました。
扉が途中で止まり、まったく動かない状態は、店舗や施設にとって大きな支障となるため、迅速な対応が求められます。
今回の扉には MIWA U9 TRTタイプの錠前 が使用され、シリンダーは MMタイプ。
お客様によると、以前にも同じ症状が発生し、別の業者が対応したことがあるとのことでした。

現場で確認すると、内側のツマミ(サムターン)が外れた状態になっており、お客様は触っていたら外れただけで、ネジを緩めたわけではないとのこと。
錠前自体は比較的新しく、破損も見られませんでした。
まずは、マイナスドライバーを使用して内部機構を慎重に戻す作業から開始。
かなり固着していましたが、丁寧に調整することで扉は無事に動くようになりました。

しかし、同じ症状が繰り返されている以上、根本原因を突き止めなければ再発の可能性が残ります。
動作を再現しながら確認したところ、出入口の幅が狭く、扉を開ける際に足がサムターンに当たりやすい構造であることが判明しました。
デッドボルトが出たまま扉を動かすと、下から押し上げる力が加わり、内部で噛み込みが発生して動かなくなる仕組みです。
お客様と状況を共有し、使用環境や運用方法を踏まえて最適な対策をご提案しました。
内側から鍵をかける必要がなく、外側の鍵だけ使えれば問題ないとのことでしたので、サムターン自体を外し、動かせない仕様に変更する方法をご提案し、採用いただきました。
MMサムターンを固定しているクリップを外し、ツマミを撤去。
必要であれば元に戻せることもご説明し、作業は約30分で完了しました。

また、気になる点として、サムターンを回す際のネジが緩んでいた可能性があり、以前の業者が MMシリンダー特有の取り付け方法を正しく理解していなかった可能性も考えられます。
MMタイプは構造が特殊なため、正しい知識と経験が求められます。

今回のように、扉が動かなくなるトラブルは「錠前の故障」と思われがちですが、実際には 設置環境や動線、使用方法が原因となるケースも少なくありません。
原因を正確に特定し、再発防止まで含めて対応することで、安心してご利用いただける状態を取り戻すことができます。
お客様からは原因までしっかり説明してもらえて安心した、再発しないように考えてくれて助かったと大変喜んでいただけました。
今後も、現場での確かな経験と専門知識を活かし、安心・安全な環境づくりをサポートしてまいります。
扉や鍵の不具合でお困りの際は、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。