🔐【現場確認の大切さを改めて実感した一日】

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鍵交換のご依頼をいただく際、事前に写真や情報を共有いただくことは非常に有効です。しかし、現場での実物確認を怠ると、思わぬトラブルにつながることもあります。本日はその重要性を改めて実感する出来事がありました。 ある建築会社様より、集合住宅の鍵交換についてご相談をいただきました。数回にわたり鍵の写真を送っていただき、事前に打ち合わせを行った結果、ステンレスパネルの形状からMIWA社のLAタイプであることが判明。U9 LAタイプへの交換が可能と判断し、準備を進めていました。 当日は、まず予定通りの部屋でカードキーからU9 LAタイプへの交換を実施。作業は15分ほどで完了し、問題なく対応できました。 しかし、追加でご依頼いただいた別室に移動すると、そこではGOAL社のV18 TXタイプのディンプルキーが使用されており、事前の見積もりとは異なる仕様でした。写真だけで判断していたため、現場の実物確認を行っていなかったことが原因です。 お客様との信頼関係があるからこそ、こうした確認不足は反省すべき点です。鍵の種類やメーカーは外観が似ていても内部構造が異なる場合が多く、施工方法や部品の互換性に影響します。現場での確認は、正確な見積もりとスムーズな作業のために欠かせない工程です。 今回は、V18 TXタイプの内筒仕様で対応し、交換作業は15分ほどで完了しました。継続的なお取引があることを踏まえ、費用面はサービス対応とし、次回からはギザ鍵タイプのTXをご用意する旨をお伝えしました。 鍵交換業務では、予期せぬ事態に直面することも少なくありません。だからこそ、事前確認と柔軟な対応が、鍵業者としての信頼につながります。写真や図面だけでは判断できない細部の違いを見逃さず、現場での実物確認を徹底することが、安心・安全な施工の第一歩です。 今後も、確実な現場確認と丁寧な対応を心がけ、お客様に安心を届けられるよう努めてまいります。