【40年以上使用されたSHOWAユニロック故障|本堂ドアの鍵交換事例】

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 本日は、長年大切に使われてきた建物の本堂ドアが「家側からは開くのに、本堂側からは全く開かない」というご相談を受け、現場へ伺いました。
お電話では錠前の種類が特定できなかったため、まずは現地で実物を確認し、正確な診断から作業方針を決める流れとなりました。
取り付けられていたのは SHOWA製 SM‑G2(BS60mm)ユニロックシリーズ。
この旧型ユニロックは、
・内側は押しボタンでロック
・ロック状態でも内側ノブを回せば解除
・外側は鍵がないと開かない
という構造で、当時多くの建物に採用されていたモデルです。
実際に操作してみると、内側のロックは解除されているにもかかわらず、本堂側からはまったく開かない状態。
内部のラッチ機構が完全に破損し、ノブの回転とラッチの動作が噛み合っていませんでした。
使用年数を伺うと 40年以上。
ここまで長期間使用されているユニロックは珍しく、経年劣化による金属疲労が限界に達している状態で、修理では対応できないレベルの故障でした。
後継として選んだのは GOAL ULW‑5E(鍵付きユニロック)。
この年代の錠前は、メーカーが異なってもサイズ互換があるため、加工なしで交換できる点が大きなメリットです。
しかし、ここで旧型SHOWAユニロック特有の問題が発生しました。
内側ノブを外すためのピンが固着し、通常の方法ではどうしても抜けません。
いわゆる外れない病と呼ばれる現象で、長年使われたSM‑G2では非常に多いトラブルです。

そこで、鍵屋ならではの技術として パイプレンチを使用したノブの引き抜き作業を実施。
ノブをしっかり固定し、力をかけて引き抜くことで固着したピンごと取り外すことができました。
ノブさえ外れれば内部の傘金具や固定ネジにアクセスでき、新しい錠前の取り付けはスムーズに進みます。
破錠作業から交換までの所要時間は 約30分。
長年開かなかった本堂側からも問題なく開閉できるようになり、ご依頼者様にも大変安心していただけました。

■ 古いユニロックは中からは開くのに外から開かない故障が多発します
SHOWAユニロック(SM‑G2など)は、内部ラッチの摩耗や破損が起こりやすく、使用から40年前後で外側から突然開かなくなるケースが非常に多い錠前です。
建物の利用に支障が出る前に、早めの点検・交換が安心につながります。
鍵の不具合は、長年の使用で突然発生することがあります。
外側から開かない、ノブが空回りする、鍵が抜けにくいなどの症状がある場合は、早めの点検をご検討ください。
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