【30年物TOSTEMポルトの特殊構造に直面した現場対応】

  • HOME
  • お知らせ
  • 【30年物TOSTEMポルトの特殊構造に直面した現場対応】
 本日は、店舗へご来店いただいたお客様からのご相談事例をご紹介いたします。
内容は、玄関ドアが最後のところで止まり、動かなくなる MIWAの縦型くの字キーを使用しており、防犯性を高めたい という二点です。
どちらも日常生活に直結する重要なご相談であり、丁寧に状況を確認しながら対応いたしました。

■ ドアクローザーの動作確認と状態診断
まずは玄関ドアの動きを慎重に確認しました。
閉まり際で極端に動きが鈍くなり、お客様は毎回ドアを引っ張って閉めていたとのこと。
この症状は、ドアクローザー内部の油圧機構が正常に働いていない際に起こりやすく、放置するとドアの自重で枠を傷める原因にもなります。
本体を観察すると、やはり油漏れが確認できました。
油漏れはドアクローザーの寿命を示す代表的なサインであり、調整では改善できません。
お客様にも状況をご説明し、交換が最適であることをご理解いただきました。
当店で通常使用している万能ドアクローザー S‑202Pを準備し、交換作業に入ろうとしたところ、アーム部分に違和感を覚えました。

■ アーム構造が“通常ではない”と判明
アーム金具がドア枠に挟み込まれる特殊構造になっており、固定ビスが一切見えない状態でした。
枠側にも外せるビスがなく、一般的なドアクローザーのようにアームを取り外すことができません。
慎重に構造を確認した結果、 TOSTEMポルトシリーズ特有の専用アーム構造であることが分かりました。
このタイプは汎用品では対応できず、専用品のアームまたは専用金具が必要となります。
さらに、ドア自体が約30年前の製品であるため、 専用品がすでに廃盤となっている可能性も考えられます。
そのためお客様には、
• メーカーへ専用品の在庫確認を行うこと
• 廃盤の場合は、新規位置に金具を設置して対応すること
以上の二点を丁寧にご説明し、ご了承をいただきました。
現場の状況に合わせて最適な方法を選択することが、長期的な安全性につながります。

■ 鍵交換作業へ移行
ドアクローザーの確認後は、もう一つのご相談である鍵交換へ移りました。
MIWAの縦型くの字キーは、現在の防犯基準から見るとピッキング耐性が低く、経年劣化による不具合も起こりやすい鍵です。
防犯性向上のため、より耐久性と防犯性能の高いシリンダーへの交換をご提案し、作業を進めました。

■ まとめ:古いドアには見えない構造が潜んでいる
今回のように、外観は一般的なドアでも、内部構造が特殊な場合があります。
特にTOSTEMポルトのような挟み込み式アーム構造は、現場での経験と知識がなければ判断が難しいケースです。
ドアや鍵は毎日使う設備であり、故障や不具合は生活の安全に直結します。
そのため、
• 状態を正確に見極めること
• 必要な部品の特定
• 最適な修理方法のご提案
を丁寧に行うことが重要です。

今後もお客様の安心と安全を第一に、確かな技術と誠実な対応でサポートしてまいります。
奈良県生駒市で鍵屋をお探しなら、近鉄生駒駅から車で10分の株式会社 鍵匠にお任せください。
当店は鍵交換、鍵開け、鍵の新規取付、鍵の紛失、金庫ダイヤル解錠など皆様のお困り事に対応している鍵屋です。
株式会社 鍵匠は、お客様の満足が利益と考え日々鍵に関する工事に気持ちを込めて作業しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。