【LIXIL断熱玄関ドア・タッチキー付き電気錠の鍵交換事例】

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 先日、玄関の鍵交換をご希望のお客様宅にて、LIXIL製の断熱玄関ドアに対応したタッチキー付き電気シリンダー「DEZZ521」の交換対応を行いました。

【現地での確認と状況】
お客様から「玄関の鍵を交換したい」とのご依頼を受けて訪問したところ、現地には想定と異なる特殊な電気錠システムが設置されていました。
設置されていたのは、LIXIL製のタッチボタン付き簡易電気錠システム。
これは、ドアのボタンを押すことでリモコンと通信し、解錠・施錠が行われる仕組みです。
中古物件ということもあり、お客様ご自身もこの電気錠の存在をご存じなく、内部の電池は液漏れを起こしており、かなり劣化した状態でした。

【事前のご案内と対応方針】
専用部品の取り寄せが必要だったため、商品が入荷した翌日にご連絡し、13時に再訪問。
訪問前に電池を新しいものに交換しておいていただくようお願いしました。
これは、鍵交換後に電気錠が正常に作動するかを確認し、問題がなければリモコンを注文するという段階的な判断を行うためです。
また、上下2か所のシリンダーにはタッチキーが搭載されており、どの部分に不具合があるかを特定するためにも、まずは鍵交換を優先する方針をご説明しました。

【作業内容と結果】
現地での鍵交換作業は約30分で完了。
今回、鍵はユーシンSHOWA社製のギザ鍵から、防犯性の高いウェーブキータイプへ変更。
ピッキング対策にも優れた仕様となり、セキュリティ面が大きく向上しました。
交換後、タッチボタンを押すと、ランプが正常に点灯。
この反応から、電気錠本体の通電は確認でき、リモコンがあれば使用可能な状態である可能性が高いと判断しました。
ただし、モーターの劣化や内部機構の不具合の可能性もあるため、今回は電気錠機能は使用せず、手動での運用をご提案。
お客様も納得され、まずは現状で様子を見つつ、上下モーターの交換も視野に入れて見積もりをご希望いただきました。

【現場対応のポイント】
鍵や電気錠のトラブルは、現場での状況確認と段階的な判断が非常に重要です。
特に電気錠や特殊シリンダーが関わる場合、安易な交換やリモコン注文はリスクを伴います。
当方では現場の状況を正確に把握し、順序立てて対応することを大切にしています。
お客様にとって無駄な出費や不安を避けるためにも、丁寧な説明と確認を徹底し、納得いただける対応を心がけています。

【対応可能な鍵の種類】
・LIXIL製断熱玄関ドア用シリンダー
・タッチキー付き電気錠(DEZZ521など)
・上下2ロック対応シリンダー
・ユーシンSHOWA製ギザ鍵
・ウェーブキー
・モーター式電気錠の不具合診断
・交換
・通常の手動鍵への切り替え対応

【こんな症状に対応します】
・鍵が回らない、閉まらない
・電気錠が反応しない
・タッチボタンを押しても動作しない
・リモコンが使えない
・電池の液漏れによる故障
・防犯性を高めたい

【ご相談・お問い合わせ】
鍵の不具合や電気錠のトラブルは、突然発生することが多く、放置すると防犯面でも不安が残ります。
鍵が使いづらい、電気錠が効かない、どの部品が悪いのかわからないなど、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。
現場経験豊富なスタッフが、迅速かつ丁寧に対応いたします。