2025/08/18
鍵が固くて回らない、動きが悪いといったトラブルは、日常生活において非常にストレスを感じるものです。 今回は下の鍵が固くて回らないとのご相談を受け、現場にて丁寧な点検とメンテナンスを行い、交換せずに不具合を解消した事例をご紹介します。 ご相談は前日。お客様から玄関の下の鍵が固くて回らないとのご連絡をいただき、翌朝10時に現場へ伺いました。 まずは鍵の動作確認を行い、他に不具合がないかを細かくチェック。幸い、他の箇所には問題は見られませんでしたが、鍵の動きに違和感がある以上、予防保全の観点から上下の鍵を分解し、メンテナンスを行うことをご提案しました。
🔧【今回のメンテナンス内容】
・上下のケース内部の洗浄と潤滑処理
・上下の鍵穴の洗浄とシリンダースプレーによる調整 鍵の内部は、経年による汚れや金属粉、湿気などが原因で動きが悪くなることがあります。
そのため、定期的な洗浄と潤滑処理は、鍵の寿命を延ばすだけでなく、防犯性の維持にもつながります。 作業後、鍵の動きは見違えるほどスムーズに回復。お客様にも交換しなくて済んで助かりましたと大変喜んでいただけました。 今回の作業時間は約40分。鍵の交換をせずに、適切なメンテナンスで快適な状態に戻すことができました。 また、今回の現場では上下の鍵が別々の種類だったため、お客様に確認したところ、引っ越し時に他業者で下だけ交換されたとのこと。 上の鍵はSECOMのセキュリティ付きで、構造が複雑なため交換を避けたようです。
※私自身も過去にSECOMのシリンダー交換を経験していますが、上部のシリンダーは内部部品が非常に繊細で、分解時にバラけると復旧に時間がかかるため、慎重な対応が求められます。
🔍【鍵の不具合は必ずしも交換が必要とは限りません】
鍵が回らない、固い、引っかかるといった症状がある場合でも、適切な点検とメンテナンスによって改善できるケースは多くあります。
特に、鍵穴の汚れや潤滑不足が原因の場合は、分解洗浄と調整で十分に対応可能です。
🔐【鍵のメンテナンスの重要性】
・防犯性の維持
・鍵の寿命延長
・トラブル予防
・交換費用の削減 鍵は毎日使うものだからこそ、定期的なメンテナンスが安心につながります。
鍵が少し引っかかる、最近動きが悪い気がすると感じたら、早めの点検をおすすめします。
🔧【専門知識と経験に基づいた対応】
鍵の構造やメーカーごとの違いを理解し、現場ごとに最適な方法で対応することが、トラブルの早期解決とお客様の満足につながります。 今回のように、交換せずに済むケースも多く、無駄な費用をかけずに快適な状態を取り戻すことが可能です。 今後も、鍵の不具合や防犯対策に関するご相談に対して、誠実かつ丁寧な対応を心がけてまいります。 鍵のことでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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