【玄関ドアクローザーの異音とプレート落下による深刻な劣化について】

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 玄関ドアの開閉時に異音がする、片側が外れているといった症状は、ドアクローザー本体の劣化だけでなく、ドア内部の構造に問題が発生している場合があります。
本日は、以前トイレドアの不具合で対応させていただいたお客様から再度ご相談をいただき、現場で確認した内容と、適切な交換対応についてご紹介いたします。

■ ご相談の内容
昨年、トイレドアのラッチ不良で伺った際、玄関ドアクローザーに油漏れと動作の違和感が見られたため、交換をおすすめしておりました。
その後、お客様から最近異音がひどくなり、片側が完全に外れてしまったとのご連絡をいただき、現場へ向かいました。

■ 現場で確認した状態
玄関ドアはアルミ製で、強度が弱いため 鉄プレートを挟み込んでドアクローザーを固定する構造 になっています。
しかし今回は、 • プレートを固定するネジが外れている • プレート自体がドア内部に落下している • 既存の固定構造が完全に失われている という深刻な状態でした。
一度落下したプレートは、構造上 元の位置に戻すことができません。
このままではドアクローザーを正しく取り付けることができず、通常の交換作業では対応できない状況です。

■ 使用するドアクローザーと施工上の注意点
今回使用するのは RYOBI S-202P(CB色) です。
このタイプは万能型で、プレートの上にレールを取り付ける構造になっています。
そのため、 • リベットで固定するとレールが浮く • 強度が確保できない • 長期的に不具合が再発する可能性がある と判断し、リベット止めでの補修は適切ではありません。

■ 最適な施工方法として選んだ対応
プレートが戻せない以上、ドア本体側で確実に固定できる方法が必要です。
そこで、プレートの穴位置をすべて活かせるよう、ドア側に新たにドリルで穴を開け、ビスを追加して固定する方法を採用いたしました。
この方法により、 • レールが浮かない • 強度がしっかり確保できる • 長期間安定した動作が期待できる というメリットがあります。
作業前には、 アルミドアは構造上プレートで補強しているが、落下した以上は元に戻せない、そのうえで最善の施工方法を行うと丁寧にご説明し、納得いただいたうえで交換作業を進めました。

■ 作業後の状態とお伝えしたいこと
交換後は異音も解消し、開閉動作もスムーズに戻りました。
今回のように、見えない部分の劣化は放置すると大きなトラブルにつながることがあります。
玄関ドアは毎日使用する設備であり、少しの違和感が重大な故障の前兆となることもあります。
異音がする、動きが重い、片側が外れているなどの症状がある場合は、早めの点検をおすすめいたします。
お客様に安心してご利用いただけるよう、今後も丁寧な説明と確実な施工を心がけてまいります。