【三協アルミドアで発生した鍵が途中で回らない原因を見抜いた専門対応】

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 本日は、下の鍵が途中で回らなくなることが頻繁にあるため、一度見てほしいというご相談をいただきました。
一件目の作業中にお電話をいただいたため、詳しい状況は聞かず、まずは現場で直接確認することにしました。
現場に到着し、お客様に実際に鍵を回していただきながら状態を確認したところ、原因はすぐに判明しました。

ドアは三協アルミ製、鍵は以前に他社で交換された WEST TEO 916(2個同一)が取り付けられていました。
しかし、ケースの軸の動きから、元々は MIWA社の縦穴くの字キーが使用されていたことが分かります。
今回の不具合の原因は、下のシリンダーではなく、鍵で動かされる側のケース本体が故障寸前であることでした。
特にこの年代のガードロック付きケースは経年劣化が進みやすく、三協アルミに多く採用されている MIWA GAS2 はその代表的なケースです。
一番壊れるというより、一番普及していたため故障件数が多い印象です。
車載しているのは GAS2 だけではなく、各メーカーのMIWA社ガードロック付きケースを5種類。
その中でも三協アルミ用の GAS2 は故障率が高いため、特に GAS2 だけは常に2つ積んでいます。
今回もまさにそのケースで、ガードロック(アームが出てチェーン代わりになる機能)が正常に動作していませんでした。

お客様に状況を丁寧に説明し、GAS2ガードロック付きケース本体の交換を実施することに。
錠前を外し、ケースを取り外して新しいものへ交換します。 ここで重要なのが、下のシリンダーのテールピースを縦に変更する作業です。
同じ GAS2 でも新しいタイプは縦仕様でないと操作できず、この調整を行わないと鍵が回りません。
細かな部分ですが、正しく理解していないと正常に動作しないため、現場経験が非常に重要になります。
交換後のケースは対策品となっており、これまで再発した例はありません。
動作確認を行い、お客様にも実際に操作していただいたところ、軽くなった、調子が良くなったと大変喜んでいただけました。

鍵の不具合はシリンダーだけが原因とは限らず、ケース本体の構造・年代・ドアメーカーとの組み合わせによって症状が大きく変わります。
現場で見た瞬間に判断できる経験値が、トラブル解決のスピードと確実性につながります。
今後も、壊れかけのケースを見逃さず、最も安全で確実な方法で対応し、お客様に安心していただけるサービスを提供してまいります。
鍵の回りが悪い、引っかかる、重いなど、些細な違和感でも早めの点検が大切です。
どうぞお気軽にご相談ください。