2025/06/11
鍵がスムーズに刺さらない、回らない――そんなトラブルは、必ずしも鍵やシリンダーの故障が原因ではありません。今回は、お客様から「玄関上のシリンダーに鍵が最後まで刺さらない」というご相談をいただき、メンテナンスによって解決できる可能性をお伝えした上で、迅速に対応しました。 現場での確認と原因の特定 鍵はユーシンSHOWA製のウェーブキー。シリンダーを詳しく点検したところ、鍵が最後まで刺さらず回転もしない状態でした。慎重に内部を確認すると、一時的に鍵は刺さるようになったものの、大量の金属カスとホコリが蓄積していることが判明。さらにシリンダー後部部品を外して逆さにすると、内部には想像以上の金属カスが堆積していました。 この原因は、ホコリやゴミ、長年の使用による金属カスの蓄積。これらが鍵の動作を妨げ、不具合を引き起こしていたのです。 徹底的なクリーニングで復旧 専用クリーナーを使用し、シリンダー内部の汚れを徹底除去。スプレーすると黒い液体が流れ出し、長年の汚れが浮き出てきました。数回にわたるクリーニングを実施し、シリンダー内部の異物を完全に排除。その後、玄関下部のシリンダーも同様にメンテナンスし、鍵の刺さりが上下ともにスムーズになりました。 結果として、交換不要で解決。お客様にも新しい鍵のようなスムーズな動作を確認いただき、ご満足いただくことができました。 無駄な交換は不要！適切なメンテナンスを 鍵の不具合が必ずしも交換を必要とするわけではありません。シリンダー内部の清掃や適切なメンテナンスによって、トラブルを解消できるケースも多くあります。 ✔️ 鍵が刺さりにくい・回りづらいと感じたら → まずはクリーニングやメンテナンスを検討。 ✔️ 長年使用した鍵やシリンダーが動作不良を起こしたら → 内部の汚れが原因の可能性あり。 ✔️ 適切な防犯対策を維持したいなら→ 定期的な点検やメンテナンスが重要。 当社では、お客様の負担を最小限にすることを第一に考え、無理な交換をおすすめすることはありません。鍵の不具合でお困りの際は、お気軽にご相談ください！ #鍵メンテナンス #鍵のトラブル解決 #玄関の鍵修理 #防犯対策 #スムーズな鍵操作