【ヤマハYB‑125|鍵の段差を読む30分の技術勝負|鍵なし作成の専門作業記録】

  • HOME
  • お知らせ
  • 【ヤマハYB‑125|鍵の段差を読む30分の技術勝負|鍵なし作成の専門作業記録】
 本日は、バイクの鍵を完全に紛失してしまい動かせないというご相談から始まりました。
ご依頼内容は ヤマハ YB‑125 の鍵をゼロから作成してほしい というものです。
現場は、これまでにも同様の案件で何度も訪れている某大学の駐車場。
ここは休日しか車両が入れない特殊な運用のため、事前にお客様へ説明し、日曜日に作業を設定しました。

■ 現場確認とシリンダー状態の把握
10時に駐輪場でお客様と合流。 車両を見ると、想像以上に年季が入っており、鍵穴のシャッターも破損して開きっぱなしの状態。
このような場合、内部に汚れが蓄積している可能性が高く、段差読み取りの精度に大きく影響します。
まずはブランクキーの溝形状を確認。
今回は M416 の溝であることを確認しました。
続いて、鍵穴内部を パーツクリーナーで徹底洗浄。
予想通り、真っ黒な汚れが流れ出てきたため、 洗浄 → 鍵の抜き差し → 再洗浄 この工程を繰り返し、段差が読める状態までクリアに整えました。

■ M416は、4段差 × 7ピン
ヤマハの多くの旧車に採用されるM416は、4段差 × 7ピン構造、段差は0.5mm刻み。
ピックを使い、奥から順に段差を読み取っていきます。
この作業は長時間続けると感覚が鈍るため、短時間で正確に読み切ることが最重要です。
読み取った段差が正しいかどうかは、実際に削って回してみるまで分かりません。
ここが鍵なし作成の難しさであり、職人の経験値が問われる部分です。

■ キーマシンで削り、一発始動
読み取った段差をもとに、キーマシンで1ピンずつ丁寧に削っていきます。
M416は片面だけ削れば回りの確認ができるため、まず片面を仕上げてシリンダーへ挿入。
そして回してみると一発で回りました。
この瞬間は、何度経験しても緊張と達成感が同時に押し寄せます。
その後、反対側も削ってリバーシブル仕様に仕上げ、お客様からのご要望で合鍵も1本追加作成。
作業時間は約30分で完了しました。
お客様からは、本当に鍵が無いところから作れるんですね…と驚きの声をいただきました。

■ 鍵なし作成の本質
鍵なし作成で最も重要なのは、 段差を早く・正確に読み切る技術。
古いバイクや汚れたシリンダーほど読み取りが難しくなりますが、丁寧な洗浄と経験に基づく段差判断が、仕上がりの精度を大きく左右します。

■ バイクの鍵トラブルでお困りの方へ
必要なときに動かせないバイクほど困るものはありません。
鍵の紛失・鍵なし作成・鍵穴の不具合などが起きた場合は、無理に触って悪化させる前に、専門業者へご相談ください。
最短で、安全に、確実に復旧いたします。
奈良県生駒市で鍵屋をお探しなら、近鉄生駒駅から車で10分の株式会社 鍵匠にお任せください。
当店は鍵交換、鍵開け、鍵の新規取付、鍵の紛失、金庫ダイヤル解錠など皆様のお困り事に対応している鍵屋です。
株式会社 鍵匠は、お客様の満足が利益と考え日々鍵に関する工事に気持ちを込めて作業しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。