2025/12/20
本日は、戸先錠が突然かかってしまい、ドアが開かなくなったという緊急のご依頼をいただきました。
朝は体調不良のため休養しておりましたが、お困りのお客様のため、すぐに現場へ急行いたしました。
ご相談内容は、鍵がない戸先錠が勝手にかかってしまい、ドアが開かないというもの。
念のため、反対側に鍵があるかも確認しましたが、そちらにも鍵はないとのことでした。
この時点で、ある程度の原因が頭に浮かびました。
おそらく、スライドレバーが中途半端に下がった状態で、ドアを勢いよく閉めてしまったことにより、内部のラッチが作動し、施錠状態になってしまったと推測。
また、古いタイプの戸先錠にはドアが完全に閉まらないと鍵がかからないという安全装置が付いていないことが多く、今回もそのケースである可能性が高いと判断しました。
お客様には、最悪の場合、表側からネジを貫通させて開錠する必要があることを事前にご説明し、ご了承をいただいた上で作業に入りました。
まずは破壊せずに開ける方法を試みるため、ドア中央部にエアバッグ（エアーウェッジ）を差し込み、空気を注入して隙間を作成。
そこから車両用のロック操作工具を挿入し、内部のツマミを探る作業を行いました。
視認できない状態での作業となるため、音や手の感覚を頼りに慎重に操作を繰り返しました。
何度か試行錯誤を重ねた結果、スライドレバーに触れた際のわずかな音と感触からこれだと確信。
工具を微調整しながら操作を続けると、ガチャッという音とともに解錠に成功しました。エアバッグを抜き、ドアをゆっくりと動かすと、無事に開けることができました。
今回のようなケースは過去にも数回経験がありますが、やはり毎回異なる状況があり、簡単にはいかないことも多いです。
今回は車載していた工具で対応しましたが、事務所にはより適した専用工具もございます。
最近使用頻度が少なかったため、車に積んでいなかったことが反省点です。
作業後は、お客様にも実際に同じ状況を再現していただき、このようにスライドレバーが中途半端な状態でドアを閉めると、鍵がかかってしまう可能性があることをご説明しました。
今後は同様のトラブルが起きないよう、注意していただけるかと思います。
鍵のトラブルは突然発生し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
特に古いタイプの錠前には安全装置が付いていないことも多く、思わぬタイミングで施錠されてしまうケースも少なくありません。
今回のように、破壊せずに解錠できるかどうかは、現場の状況や錠前の種類、工具の有無、そして経験と技術に大きく左右されます。
当店では、これまで多数の鍵トラブルに対応してきた実績があり、現場での柔軟な判断力と確かな技術力を活かして、迅速かつ丁寧な対応を心がけております。
鍵が開かない、鍵をなくした、鍵が壊れたなど、どんなお困りごとでもお気軽にご相談ください。
今後も、地域の皆様の安心・安全な暮らしを支える鍵の専門家として、誠実に対応してまいります。
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朝は体調不良のため休養しておりましたが、お困りのお客様のため、すぐに現場へ急行いたしました。
ご相談内容は、鍵がない戸先錠が勝手にかかってしまい、ドアが開かないというもの。
念のため、反対側に鍵があるかも確認しましたが、そちらにも鍵はないとのことでした。
この時点で、ある程度の原因が頭に浮かびました。
おそらく、スライドレバーが中途半端に下がった状態で、ドアを勢いよく閉めてしまったことにより、内部のラッチが作動し、施錠状態になってしまったと推測。
また、古いタイプの戸先錠にはドアが完全に閉まらないと鍵がかからないという安全装置が付いていないことが多く、今回もそのケースである可能性が高いと判断しました。
お客様には、最悪の場合、表側からネジを貫通させて開錠する必要があることを事前にご説明し、ご了承をいただいた上で作業に入りました。
まずは破壊せずに開ける方法を試みるため、ドア中央部にエアバッグ（エアーウェッジ）を差し込み、空気を注入して隙間を作成。
そこから車両用のロック操作工具を挿入し、内部のツマミを探る作業を行いました。
視認できない状態での作業となるため、音や手の感覚を頼りに慎重に操作を繰り返しました。
何度か試行錯誤を重ねた結果、スライドレバーに触れた際のわずかな音と感触からこれだと確信。
工具を微調整しながら操作を続けると、ガチャッという音とともに解錠に成功しました。エアバッグを抜き、ドアをゆっくりと動かすと、無事に開けることができました。
今回のようなケースは過去にも数回経験がありますが、やはり毎回異なる状況があり、簡単にはいかないことも多いです。
今回は車載していた工具で対応しましたが、事務所にはより適した専用工具もございます。
最近使用頻度が少なかったため、車に積んでいなかったことが反省点です。
作業後は、お客様にも実際に同じ状況を再現していただき、このようにスライドレバーが中途半端な状態でドアを閉めると、鍵がかかってしまう可能性があることをご説明しました。
今後は同様のトラブルが起きないよう、注意していただけるかと思います。
鍵のトラブルは突然発生し、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
特に古いタイプの錠前には安全装置が付いていないことも多く、思わぬタイミングで施錠されてしまうケースも少なくありません。
今回のように、破壊せずに解錠できるかどうかは、現場の状況や錠前の種類、工具の有無、そして経験と技術に大きく左右されます。
当店では、これまで多数の鍵トラブルに対応してきた実績があり、現場での柔軟な判断力と確かな技術力を活かして、迅速かつ丁寧な対応を心がけております。
鍵が開かない、鍵をなくした、鍵が壊れたなど、どんなお困りごとでもお気軽にご相談ください。
今後も、地域の皆様の安心・安全な暮らしを支える鍵の専門家として、誠実に対応してまいります。
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