2025/12/23

本日は、引戸の鍵が固くて開かなくなることがあるので見てほしいとのご相談をいただき、現場へ伺いました。
お客様からは鍵が閉まったまま開かなくなることがあり不安とのことで、事前にお電話で状況を丁寧にヒアリング。
ご希望の日時に合わせて訪問いたしました。

現場で確認したところ、使用されていたのはウエスト社製の引戸錠#333-S2305-BT。
当社が施工したものではなく、他業者によって交換されたものでしたが、まずは錠前の前面部分を取り外し、ズレの有無を確認しました。
すると、錠前がわずかに左にずれており、さらにドアとドアの重なり部分の隙間が広くなっている状態でした。
このズレと隙間の影響で、鍵の動作に引っかかりが生じていたと判断しました。
そこで、外側で使用されていたライナーを内側に移動し、芯棒を使って錠前の中心を正確に合わせるよう調整を実施。
結果、鍵の開閉はスムーズになり、錠前の交換を行うことなく、調整のみで問題を解消することができました。
お客様からは交換しないとダメだと思っていたので、調整で直って本当に助かりましたとのお言葉をいただき、大変喜んでいただけました。

【鍵の不具合＝すぐ交換ではありません】
鍵の動作不良があるとすぐに交換が必要と思われがちですが、実際には調整や部品の位置変更で改善できるケースも多くあります。
今回のように、施工時のわずかなズレやドアの隙間の影響で不具合が起きている場合、正確な診断と丁寧な調整によって、コストを抑えながら安全性と快適性を取り戻すことが可能です。

【専門知識と経験に基づく対応】
当方では、長年の現場経験と豊富な施工実績をもとに、直せるものは直すことを第一に考えた対応を心がけています。
お客様のご負担を最小限に抑えつつ、安心してお使いいただける状態に仕上げることが、私たちの使命です。
また、ウエスト社やGOAL、MIWAなど、各種メーカーの錠前に対応可能です。
引戸錠・レバーハンドル錠・ドアクローザーなど、住宅の鍵まわりでお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。

【こんな症状があればご相談ください】
• 鍵が固くて回らない・開かない
• 引戸の鍵が途中で引っかかる
• 鍵を閉めたあと開けにくい
• 錠前の動きが悪くなってきた
• 他社で交換した鍵の調子が悪い

これらの症状は、必ずしも交換が必要とは限りません。
まずは現場での点検・調整からご提案いたします。

【信頼される鍵屋を目指して】
当方では、GoogleマップやSNSでも日々の施工事例を発信し、透明性と信頼性のある情報提供を心がけています。
現場での対応力・判断力・丁寧なヒアリングを通じて、地域の皆さまに安心をお届けできるよう努めております。
鍵の不具合やお困りごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
現場主義と誠実な対応で、安心の暮らしをサポートいたします。

【引戸の鍵が固くて開かない…交換せず調整で解決した事例】