2025/08/04
本日は終業間際、事務所で内勤作業をしていたところにトラックのインロックに関するご相談が入りました。ご依頼内容はドアが閉まり、鍵を車内に閉じ込めてしまったとのこと。現場へ急行し確認したところ、今ではほとんど見かけることのない上引き式ロックが採用されたタイプのトラックでした。 お客様はドアレバーを引いたままロックを下げる癖がついてしまっているとお話しされており、その操作が原因で鍵が閉じ込められてしまったようです。近年ではスタートボタン式のスマートキー車両が主流となり、物理キーでの施錠によるインロックトラブル自体が減少傾向にあります。また、昔ながらの差し金による解錠作業も経験する機会はかなり少なくなっています。 しかしながら、こうした旧式構造の車両に対応する機会は、職人としての技術や経験を改めて試す貴重な場面でもあります。今回のケースでは、洗濯ハンガーの針金でも解錠可能なほど構造的にはシンプルではあったものの、当然ながら安全・確実を重視し、専用工具を使用して丁寧に解錠対応を実施。約5分ほどで作業は無事完了いたしました。 【技術対応詳細】 • 対象車両:上引き式ロック搭載トラック • ご依頼内容:鍵のインロック解錠 • 作業時間:約5分 • 使用工具:特殊差し金タイプ専用ツール • 対応時の注意点:ドア構造の確認/内装部品への干渉回避/再発防止アドバイス実施 【職人としての姿勢】 こういった案件は決して件数としては多くないものの、お困りの状況に迅速かつ確実に対応することこそが、本来の鍵業務の本質だと考えております。ご依頼の一件一件に感謝を持ち、誠実かつ技術力を伴う対応を常に心がけております。 【安心・信頼のサービス提供】 鍵のトラブルは突然起こるもの。ご依頼いただくお客様の不安や焦りに寄り添いながら、短時間でかつ破損のない安全な対応を行うことで、安心してご利用いただける鍵屋としての信頼構築に努めております。 昨今のスマートキー化により減少しつつある物理キーの作業案件ですが、それらに対応できる柔軟な技術力・経験・正確な判断力を兼ね備えた対応こそが、鍵のプロフェッショナルとしてのE-E-A-T(経験・専門性・信頼性・権威性)に繋がると考えています。 今後も時代の変化に適応しつつ、旧車両や特殊構造などにも対応可能な技術を磨き、お客様の「困った」に寄り添える鍵屋であり続けます。どんな些細なことでも、まずは一度ご相談ください。