2026/07/26
本日は「引戸中央の鍵がかからない」というご相談をいただき、現場へ伺いました。 事前にお客様へ確認したところ、横にスライドして開閉する引違いタイプで、鍵はMIWA社の縦型シリンダーとのことでした。この条件が揃うと、40年ほど前に多く採用されていた YKK製高級玄関引戸80型 が候補に挙がります。現在は廃盤となっており、防犯性も現行品と比べると高くはありません。そのため、鍵の不具合が発生した際には、適切な交換や改善が重要になります。
現場で扉を確認すると、予想通りのYKK80型でした。さらにお客様宅の玄関は、開く側には鍵がなく、開かない側にシリンダーが設置されている仕様で、当時の住宅でよく見られる構造です。今回は以下の2つの改善案をご提案しました。
1. 中央の鍵のみ交換する方法
2. 横型U6タイプへのセット交換で防犯性を高める方法
まずは不具合の原因を確認するため、戸先側の鍵を操作しましたが、まったく施錠できない状態でした。お客様に「鍵を外されたことはありますか」と伺うと、「一度も外していない」とのことでした。内部の動きを確認すると、経年劣化によるズレが生じており、施錠できない状態になっていました。適切な調整を行い、戸締まりできる状態へ復旧いたしました。
そのうえで、お客様が選ばれたのは 中央のみの鍵交換。採用したのは、信頼性の高い MIWA PSSL09-1LS(CB色) です。耐久性・操作性ともに優れており、既存の引戸との相性も良い製品です。扉の中心位置も正確に合っていたため、交換作業は非常にスムーズで、約20分ほどで完了しました。
交換後は操作説明を行い、施錠・解錠の動作が軽くなったことを大変喜んでいただけました。 40年前の引戸でも、適切な部品選定と専門的な調整によって、安全性と使い勝手をしっかりと改善することができます。
鍵の不具合は放置すると防犯性の低下につながるため、早めの点検・交換が重要です。 今回の事例は、古い引戸でも現行の信頼性ある部品を用いることで、安全性を確保しながら快適な使用感を取り戻せることを示す良い例となりました。 鍵の動きが重い、かからない、抜けにくいなどの症状がある場合は、経年劣化や内部のズレが原因であることが多く、専門的な点検が必要です。
本日もご依頼いただき、誠にありがとうございました。 安心して使える玄関環境づくりのため、今後も丁寧な施工と確かな技術で対応してまいります。
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