2025/05/12
鍵の不具合でお困りではありませんか？
「鍵が固くて回らない」「開け閉めに時間がかかる」「鍵がスムーズに動かない」など、鍵のトラブルは突然やってくるものです。今回は、実際にご依頼いただいたケースをご紹介しながら、鍵の不具合が発生する原因と解決方法について詳しく解説します。
🔍 鍵が固くて回らないトラブル発生！現場での対応
先日、ハイツのオーナー様より「住人の方が鍵を回しにくくなっている」というご相談をいただきました。事前に写真を拝見し、鍵が GOAL社のPSタイプであることは確認済み。しかし、症状だけでは原因が特定できなかったため、現場で詳しく確認することにしました。
現地で鍵の状態を確認すると、以前はSHOWA社製の廃盤錠前が設置されていたものの、故障時に交換の際に加工が少なく済む GOAL社のPSタイプに変更。しかし、穴位置が異なるため、ステンレスパネルを取り付けている状態でした。このパネルがツマミと干渉していたことが原因で、鍵が回りにくくなっていたのです。
🛠 スムーズに鍵が回るように修理！
鍵の不具合は、ほんの少しのズレや部品の干渉が原因で発生することがあります。そのため、鍵屋として細かい調整が不可欠です。今回の修理では、以下の対策を行いました。
✅ステンレスパネルのネジを調整→ パネルを少し緩めることでツマミとの干渉を軽減
✅内部に556DX潤滑油を塗布→ 滑りを良くし、スムーズな動作を実現
作業は約30分ほどで完了し、お客様にも「今後また不具合があればすぐご連絡ください」とお伝えしました。鍵の位置関係はほんの少しのズレでも動作不良を引き起こすため、適切な調整を施すことで長く安心して使っていただけます。
🔑 鍵のトラブルはなぜ発生する？原因と予防策
鍵がスムーズに回らなくなる原因にはさまざまな要因があります。
鍵が固くなる主な原因
🔸錠前の摩耗や劣化 → 長年使用していると内部の部品が摩耗し、動作が悪くなる
🔸鍵穴の汚れやホコリの蓄積→ ゴミやホコリが溜まることで鍵がスムーズに入らなくなる
🔸鍵と錠前の適合性→ 交換時に微調整が足りず、部品が干渉してしまう
鍵の不具合を予防するには？
✅定期的に鍵穴の清掃を行う→ エアダスターなどでホコリを除去
✅潤滑油を適切に使用する→ 過剰な塗布は逆効果なので、適量を塗布する
✅錠前のチェックを行う→ 異常があれば早めに調整・修理を依頼する
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